繊維の街「児島」
温暖な気候のもと綿花栽培が行われていた倉敷市。
その綿花を使用した綿織物が普及するにつれて
繊維業の街として有名になります。
中でも児島は、紡績・染め・織り・縫製が
すべて集まった地区だったため
「繊維の街」と知られるようになります。
綿花からデニムへ
第二次世界大戦をきっかけに綿織物の生産量が激減。
戦後経済の発展とともに合成繊維が誕生したことにより
さらに綿織物の生産量は減ることとなります。
そこで新しく取り掛かったのがデニムの生産。
綿織物の技術をもとに質の高いデニムを生産し
世界の名だたるハイブランドにも倉敷のデニムが使用され
倉敷は現在の「デニムの街」として有名になります。