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Men’s item

「デニム=カジュアル」という
既成概念を自ら覆す

デニムと聞くと、どんなイメージをお持ちでしょうか?

「デニムはジーンズの別の呼び方」というのが一般的な認識ですが、そもそもデニムとは、経(たて)糸にインディゴで染色された糸を用いた綾織の生地を指し、デニムを用いて作られた製品がジーンズなのです。

1980年代以降、ジーンズが日本のカジュアルシーンで中心的地位を確立する過程で「デニム=ジーンズ」という認識に変化していきました。

それゆえ、デニムといえば、誰もがゴワゴワした生地感のジーンズを真っ先に思い浮かべ、デニムスーツと聞けばジーンズライクなスーツを連想するのも納得できる話です。

しかし、inBlueのデニムスーツはカジュアルとは真逆のフォーマル領域に軸足を置き、フォーマルスーツの中でデニム生地を表現することをコンセプトとしています。

inBlueの母体となる株式会社ナッシュは、1991年デニムのテキスタイルコンバーター(生地企画商社)からスタートし日本のジーンズの黎明期、過渡期を経て完成期までを牽引し現在のデニムの既成概念を作ってきました。

そんなジーンズの歴史の最前線でプレーしてきた我々だからこそ、自ら創り上げた既成概念を根本から覆すデニムを、フォーマルスーツで表現できると確信しています。

仕事やプレゼン、結婚式、成人式に

一般的にデニム製品は、色落ちや独特の粗野感ゆえカジュアル素材のイメージが強く、フォーマルな場面では着用がNGとされています。

しかし、inBlueで使用されるデニムスーツの生地は、フォーマルシーンでも十分着用可能となるよう、深いインディゴブルーをベースに光沢感や艶感にこだわり、薄くしなやかな素材感が特徴です。
一生に一度の成人式をはじめ結婚式や各種パーティー、また自分のキャラクターを演出したいビジネスシーンなど、ここぞという時に大活躍し、まさに着る人の人生を豊かにしてくれるスーツです。

2007年のブランドスタート時には、40代~60代の経営者や士業の方を中心に支持を集めていましたが、近年ではブランドコンセプトに共鳴する20代~40代の方々にも拡大しつつあります。

生地作りから始まる
飽くなきオリジナルへの挑戦

生地には大きく分けると、生地のマーケットに流通している「あり生地」と、ブランド独自の企画で生産される「オリジナル生地」の2種類が存在します。

ジーンズ業界を含めアパレル業界で使用される生地の大半は、あり生地を用いているのが現状です。また、テーラーにおいても、ゼニアやロロ・ピアーナ等のマーケットに存在する生地を用いて仕立てることからわかるように、例外ではありません。あり生地の場合、生地メーカーが大量に生産しストックしているため単価を抑えられるので、比較的容易に仕入れることが可能となりますが、生地のマーケットに流通しているためオリジナリティに乏しく、inBlueのコンセプトには合致しません。

一方で、オリジナル生地の場合は、各ブランドが自社企画で生地を生産するため、マーケットには一切流通することはなく、ブランドの独自性や品質が保たれますが、圧倒的に高コストとなってしまいます。商品サイクルの早い現代のアパレル業界においては逆行した生地の生産方式とも言えます。

さて、inBlueのデニムスーツに用いられる生地は、全て岡山県内で生産される完全オリジナルのみで構成されています。
これは、今まで世の中に無かったデニムスーツというカテゴリーを作るためには、オリジナルの生地を生み出すことから始めることをポリシーとしているからです。

また、デニムの生地屋を母体とするinBlueは、長年蓄積してきた数多の生地づくりのアイデアの掛け算を実現し、コンセプチュアルなデニムが生産可能な岡山県内の生産背景を持ち合わせているからです。

inBlueのブランドのコンセプトを極限まで追求した、究極のプロダクトアウト型の生地を存分に体感していただければと思います。

“採寸”へのこだわり

スーツの完成度を大きく左右するものが採寸技術ですが、inBlueでは特に入念な採寸を行っています。
ジャケットに関しては、ミリ単位での細やかな採寸で、袖丈、着丈、ウエストを調整していくことはもちろんですが、ツキとり、なで肩/いかり肩補正、アームホール補正、背幅、肩幅や袖幅の補正を組みあわせることでお客様の体型と好みに合わせサイズ提案を行ってまいります。また、スラックスに関しては、渡巾、中間巾、裾巾に至るサイズ補正により、好みのシルエットのスラックスを仕立てることが可能です。
なお、スーツのスタイルは、オーソドックスな2つボタンはじめ、段返り3つボタン、ダブルブレスト(4つボタン・6つボタン)、そしてタキシードが選択可能です。

“縫製”へのこだわり

縫製に関しては全て国際衣服デザイナー・エグゼクティブ協会(IACDE)※から三ツ星認定を受けた国内協力工場で生産しています。この工場では、毎年トップモデリストからの指導を受けることで、国内でも圧倒的な技術力を有することで有名です。

※品質に優れたメイド・イン・ジャパンの生産技術にスポットを当て、世界に発信していこうと、国内の紳士服工場を格付けし、優良企業を選定する事業を進めている協会

inBlueのデニムスーツは、ハンドメイドの服作りに拘り、マシンメイドでは表現不可能な温かみを大切にしています。また、一般的には100程度の工程で生産されるところ、400にも及ぶ工程を有することで、圧倒的な着心地を実現するとともに、卓越したアイロンワークで生地の持つ質感を最大限表現することを可能にしています。

Ladies’ item

inBlue for Ladies

待望のレディースラインがスタートします。
曖昧なルールゆえ男性のスタイルに準ずることが多いレディーススーツは、その実、着用する彼女たちからは女性らしさも求められる難しいアイテム。
巷にあふれる既成のスーツはどこか味気なく、彼女たちの個性を表現し輝かせるには程遠いのが現状です。また、身体のラインが曲線的な女性にとって、既成スーツのサイズ感がフィットすることは極めて稀なケースです。
inBlueはブランド発足から15年の間、数々の男性の服を変え、彼らの気持ちを高揚させ、着る人の人生を豊かにしてきました。

次は、女性の番です。
自信を持って一歩前に。

キャリアを積み重ね、自ら変化を作り出していく、そんな女性のチャレンジを応援するブランドのスタートです。

女性のためのシルエットと
ディティールを追求

女性の社会進出が進み、スーツを着て自分をアピールする機会も増える中でも、なかなか自分に合ったスーツに出会えないのが現状。いまだに男性中心のオーダースーツの世界では、女性にあったパターン(型紙)が開発されず、またフィッターの数も少ないのが問題点です。

そこで、inBlueのレディースラインをスタートするにあたり、最もこだわった点は、レディース専用のパターンの開発です。直線的な男性のシルエットとは反対に、女性の身体のラインは丸みを帯び曲線的です。既存のメンズのパターンを調整することでスーツを作ることは簡単ですが、それでは本質的に女性の身体のラインに沿った美しいスーツを作ることは不可能です。2年以上の開発期間を費やし、何着も試作を繰り返し、最高の女性用デニムスーツが完成しました。
キャリアを積み重ねる働く女性のために、内ポケットを4つ配することで名刺やカードキー等を収納可能とするなど、細かなディティールにもこだわった逸品です。

女性目線での提案力

女性の採寸に関しては、全て女性スタッフが対応いたしますので、事前にご予約ください。

着用するシーン、着用用途等を細やかにヒアリングすることで、同じ女性目線から的確なサイズや生地のアドバイスを行います。

女性が働きながら社会に必要とされるポジションを築き、輝きながら人生を謳歌できるようなデニムスーツを一緒に作って参ります。

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