Material
エバーブルーデニム開発ストーリー
一般的にデニムといえば、肉厚な生地で、洗うと色落ちする特徴があります。
デニムはジーンズに代表されるカジュアル向けの素材なので、むしろ粗野感が現れやすいように織られ、
色が落ちやすいように糸の表面のみが染色されています。
一方、inBlueで使用する生地は、一般的なデニム生地のコンセプトとは全く異なります。
inBlueは「デニムを用いた上質な大人の着こなしをフォーマルスーツで実現したい」という想いから、
深い藍色を長く楽しめるデニム素材の開発に長年取り組んできました。
2007年、特殊染色技術を駆使し極限まで色落ちしにくいデニム(=エバーブルーデニム)を完成させました。
また、エバーブルーデニムには、最高級のスーピマ綿とフィラメントポリエステルを使用し、
光沢感としなやかさを同時に実現し、フォーマルスーツに資する品質と品格を追及し続けています。
現在では、デニム特有の深いインディゴブルーの雰囲気を宿したオーセンティックな生地から、薄手の生地で
長年培った生地屋というバックグラウンドがあるからこそ実現できる圧倒的な企画力を実感いただけるはずです。