inBlue的クールビズのススメ ~経営者向け 夏の一着~
こんにちは。デニムスーツinBlueの代表 松岡浩文です。
毎日、本当に暑い日が続きますが、体調など崩されていませんか?
ここのところ、倉敷の街を中心とした投稿が続きましたので、今回は久しぶりにinBlueの商品紹介を行おうと思います。その前に、「夏」×「スーツ」と言えば、必ず頭に浮かぶ「クールビズ」。
本日はそんなクールビズについても触れながら、「経営者向け 夏の一着」についてお話します。
クールビズって、そもそもいつから?
クールビズという施策が実施されるようになり、はや20年ほどが経過しているそうです。時は小泉純一郎内閣。当時環境大臣だった小池百合子氏が主導し、真夏のノーネクタイ・ノージャケットキャンペーンが行われました。「涼しい」や「格好いい」という意味のクール(COOL)と、仕事や職業の意味を表すビジネス( business)の短縮形であるビズ(BIZ)を掛け合わせたものだったようです。実施期間は6月1日~9月30日まででしたが、最近では5月1日~10月31日までに拡張している場合多いようです(そう考えると、日本は半年もクールビズ期間なのですね。)。

クールビズの基準は曖昧?
なるほど、施策の背景については理解できましたが、20年前も現在も変わらず、クールビズの基準が分からないという問題が存在しております。実際問題として、私自身も何がその基準になっているかは曖昧に理解しているところも多く、調べてみると環境省も「各自の基準に任せる」という、自身で決めておきながらなんとも本末転倒な見解(責めてはないです)。
その結果、TシャツはOKなのか?とか、ポロシャツはNGなのか?など、通常聞かれそうにない質問もでてくるのですが、それはほかのネットの記事にお任せして、とりあえず私の考えている「inBlue的基準」を定義しておきたいと思います。
経営者向けクールビズの基準
基準…確かにこれは難しいですね。経営者に限らず、環境省がコメントしているように「各自の基準に任せる」というのが最終的には正しいのでしょう。環境省の「もう、そんなに細かく定義できないよ~!」という心の声が聞こえてきますね(笑)。
私も最近のこの異常な暑さには驚きを隠せませんし、その状況でも汗をだらだら流しながらスリーピースでタイドアップするのが正義だ!とは言えないです(スーツ業界の方が見ていたら、スミマセン💦)。というより、35度もある屋外で、流石にその服装は合理的ではないと思います。(公式な場面や、そういった装いが必要な場面であれば、もちろん私もスリーピーススーツで対応します。)
とはいえ、私の見解としては「ビジネスの場では最低でもジャケットは着れるようにしておきたい」というのが答えです。これは、真夏の屋外でもジャケットを着てほしいというのではなく、人に会うことの多い経営者であれば、やはり場面に応じジャケットを羽織れる準備はしておきたいということを指しています。これは、装いの基本的な考え方=「相手に対するリスペクト」だと自身で定義しているからです。
さすがに、Tシャツと短パンとビーチサンダルで一般的な商談に行くようなツワモノはいないと思いますし、それでは公式な場面にも当然出られませんよね。その延長で考えるならば(またアイテムの特性や由来も含めて)、ポロシャツ1枚、Tシャツ1枚、Yシャツ1枚(もとは肌着)という装いもやはりNGになると思います。ゆえに、境界線は、ジャケットと定義したわけです。
inBlueの夏のおすすめジャケット
答えは、麻を含んだデニム素材のジャケット、これに尽きます。麻を含む素材は、軽いだけでなく速乾性もあるので、汗をかいてもすぐに乾きます。そのうえ、「半裏」という仕立ての方法に変えれば、芯地はより薄く、裏地も面積を少なくすることが可能です。
①キュプラリネンデニム

これは私のイチオシの生地です。リネンというと、少しきしんだような質感が特徴ですが、これはいわば、トロトロとした質感が最大のウリ。滑らかなシルクのようなさわり心地で、光沢感もひときわ感じられます。夏と言わず秋も十分着用いただけるような雰囲気です。スーツで仕立てて、足元はシンプルな白のレザースニーカーなどで決めれば、最高に素敵なコーデになると思います。
②リネンマット(ディープシーブルー)

他の麻素材の生地よりも、少し肉厚なのが特徴で、耐久性もほかの麻素材に比べると高めだと思います。色合いは、深海のような色と言ってもあまり想像できないと思いますが、落ち着いた雰囲気ですので、クールビズの期間(半年間もある!)は、非常に使い勝手が良いと思います。カジュアルに着用する際にはキレイ目なチノやスラックスと合わせ、シャツはチェック柄(グリーンやブラウン)あたりが上品でよさそうです。
③リネンダンガリー(ミッドナイトネイビー)

どちらかというとグレーやアスファルトのような色合いに近い生地。シャリ身もあり、着ていてとてもさわやかに快適に過ごせます。色のトーンは抑えめなので、落ち着いた雰囲気で着用したいが、思い切って中のシャツを派手にしてもメリハリがついて面白いかもしれません。パッチポケットの仕様でジャケットを仕立てれば、カジュアルダウンも効果的に行える。10月末くらいまで十分活躍してくれる万能なアイテムになりそうだ。
他にも麻を含んだ生地はご用意があり、計6種類の展開をしております。
写真だけでは伝わりにくいですが、ぜひ一度店舗に足を運んでみてください。また新しい世界観でデニムスーツを体験することができると思います。