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社長ブログ

15 Sep. 2025

inBlueのオリジナルデニムシャツへのこだわり ~後編~

こんにちは、スーツinBlue代表 松岡浩文です。
朝晩は少しずつ涼しくなり、緩やかに夏から秋へと季節の移り変わりを感じるこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。

前回のお知らせでは、inBlueのデニムシャツへのこだわりをお届けしましたが、
今回は知っていると役に立つシャツのマナー・シーンについてお届けします。
案外、知らなかったことなどもあると思いますのでぜひ参考にしてみてください。

さて、今回は代表的な3つの襟型についてお届けしますが、
inBlueのオーダーシャツでは襟型は70種類以上から選択可能です。
とはいえ、70種類以上も襟型があると正直選ぶのも大変です。

70以上の襟型の一覧を見ると初めは間違い探しかと思うほどですが、
これは剣先の長さの違いなどで種類が派生していることの証明でもあります。
つまり、何事も基本となった型をおさえておくことが大切だといえます。

それでは、見ていきましょう。

1. レギュラーカラー:ザ・王道

最もベーシックで万能な襟型。襟の開き角度は70~90度程度と狭めで、正統派できちんとした印象を与えます。

特徴

  • 「迷ったらこれ」=清潔感があり、誰にでも似合いやすいです。
  • ネクタイの結び目がきれいに収まりやすいです。
  • プレーンノットで合わせるのがベスト。Vゾーンを最も綺麗に演出可能です。
  • フォーマル~ビジネスシーンまで幅広く対応可能。

おすすめシーン

  • 毎日のビジネススタイルから役員会議まで、どんなシーンでもOK
  • 「無難に見せたい」「きちんと感を出したい」とき

2. ワイドカラー:ヨーロピアンな華やぎ

襟の開き角度が100~120度と広めで、ヨーロッパ発祥のモダンな襟型。
Vゾーンがすっきりと開き、胸元に立体感も出るため華やかな印象になります。

特徴

  • 襟の開きが大きいのでネクタイの結び目は、セミウインザーやウインザーノットでボリュームを出したいです。
  • 顔周りをシャープに見せる効果があります。
  • 少しエレガントでスタイリッシュな雰囲気を纏いたい時には、おすすめです。

おすすめシーン

  • パーティーや結婚式など華やかな場
  • 講演会など、人前で登壇する際
  • ネクタイでおしゃれを楽しみたいとき

3. ボタンダウンカラー:ノーネクタイとの相性抜群

襟先を小さなボタンで留めるカジュアルスタイル。

  • ノーネクタイでも襟がだらしなく見えません。
  • カジュアル感があり、柔らかい印象になります。
  • ジャケットやセーター、カーディガンとの相性もGood

おすすめシーン

  • クールビズやオフィスカジュアルシーン
  • ジャケパンスタイルや休日のきれいめカジュアルを楽しみたいとき
  • アイビールック的なファッションを楽しみたいとき

ボタンダウンシャツは、元々はポロ競技の時に襟がはためかないようにとボタンで留めたのが起源となりますので、ドレスシャツ界隈では「スポーツウエア=カジュアル」としての認識です。
つまり、ネクタイをすること自体がチグハグな行為と認識されているのです。

しかし、アメリカのアイビールックで定番となった襟型という側面もありますので、
一概に「ボタンダウンだからノーネクタイ」とも言い切れないのが現状です。

個人的には、それもわかった上で、ニットタイやカジュアルめなネクタイをしながら楽しんだらイイんじゃない?という感じです。

ギンガムチェックにニットタイ、紺のジャケット、オールデンのコードバンの靴

さてここからは、前回に続きinBlueで展開しているシャツについてです。
前回は5種類の生地をご紹介しましたので、今回はもう4種類についてお届けします。

1. SNSH10100-007 ブロークンブリティッシュグリーン

通常、デニムといえば右綾または左綾のどちらかで織ることが多いのですが、
こちらの生地はその名の通り「綾目を壊した」織り方をしております。
緯(よこ)糸には、深いグリーンの糸を配していることも相まって、独特の光沢感があります。
100番手双糸相当の生地で、非常に肌触りもよく軽やかな着心地を実感いただけます。

2. SNSH10100-008  ラベンダーデニム

こちらは、左綾で織られ、緯(よこ)糸にはラベンダーの糸を配したデニムです。
インディゴの色合いに、程よくラベンダーの色合いがプラスされ、とても上品な1着に。
100番手双糸相当の生地で、非常に肌触りもよく軽やかな着心地を実感いただけます。

3. SNSH10100-009 ヘリンボンラベンダーデニム

ラベンダーデニムのヘリンボンバージョンです。
右綾と左綾を交互に並べたV字型の連続模様が特徴で、
その模様がニシンの骨に似ていることから「ヘリンボーン(Herringbone)」と呼ばれています。
織り柄の特性上、陰影ができやすいので立体感と高級感が見て取れます。
100番手双糸相当の生地で、非常に肌触りもよく軽やかな着心地を実感いただけます。

4. SNSH10100-010 ライムブルーデニム

緯(よこ)糸をライムブルーで打ち替えたデニムです。
ふわりと香るライムのような雰囲気は、ラベンダーデニムに比べると、
少し爽やかな雰囲気が特徴的で、一枚でもサマになります。
こちらも100番手双糸相当の生地で、非常に肌触りもよく軽やかな着心地を実感いただけます。 

前回に続き、デニムシャツについてのお話をお届けしましたがいかがでしたか。
クールビズが進み、シャツに対しての認識も少しずつ変化していますが、
それでも基本的なことは理解した上で着こなして行きたいものです。

もし、不明な点や不安な点などございましたら、お気軽にご質問ください。

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